なべいわ荘は会社の保養所として使われていたようだ、今はほとんどお遍路客が利用しているように感じている。この宿の他には手前の12番焼山寺宿坊、すだち館、10km程先に神山温泉四季の里などがある。鴨島から出発した場合になべいわ荘は一番適当な距離となる。ここの奥さんの笑顔が素敵でした。

*すだち館は門井さんが泊まった宿で施設ガッカリ家族的な接待に評価が上がったよう。




左の食事は夕食=山菜の天婦羅がうれしい、右の朝食は寂しい。

洗濯乾燥機がほとんど効果が無く時間ばかりが気になって様子を見に行けども行けども乾いていない。へんろ道をたくさん歩き、さらに宿で洗濯場に何度も洗濯の様子を見に歩いている、歩行距離はじわじわと加算される。

なべいわ荘は場所的にも多くの歩き遍路が泊まる宿、それなのに本日は一人だけ。

何か変、旦那がおかしいかも、つまり故意に宿泊を拒否しているようにも思える。

そのように思う理由は幾つかある=朝から宿に電話を入れた、出てこない、なんで? 予約を入れた客が現在宿に向かって雨の中焼山寺コースを歩いているのだと知らせたかった。だから電話をした、でも出ない。

計3回歩きながら途中に電話を入れている、出ない。逆にこちらが不安になってくる。

この日、複数のへんろ歩き旅人がいたことは分かっている。それなのに早めに予約を入れた者だけを泊めて後は断った形跡がある。


へんろ道 歩き遍路 お四国ひとまわり1.400km 49日間

88の寺をつなぐ道、山あり渓流のせせらぎが聞ける道あり、国道のトンネル有り。

ただ一歩一歩を進むことでお四国を一周できる。

靴が合わなくて足裏に豆が出来るバンドエイドで手当てする、宿に着いてすぐに洗濯、夕食のビールの旨いこと。