雨の多いへんろ歩きだ、今日も雨、善通寺地区にある宿「風のくぐる」を出発して、本日の宿「せとうち荘」には2時に着いてしまった、設定距離が短いので当然なのだが、宿に着いてフロントのある入り口迄は入れる、でも受付が始まるのは4時からとのこと。2時間フロントコーナーで待つ。
雨のために足の中は水でぴちゃぴちゃ状態、早く靴を抜いて手当てしたい。ひたすら忍耐、これだけならば二度とこの宿は選ばない、ところが次回があればまたこの宿を選びたい、理由は料理がいい、風呂がいい、もちろん部屋もホテルづくり、2時間の忍耐は報われることとなる、やったね。
午後2時に宿についてしまった、ここに2時間待つこととなる、その間、スタッフは出てこない、手持ち無沙汰、3時にフロントが開くのかと思っていた、
フロントにスタッフが表れたのは4時でした、へんろ歩きはいろいろある、そのいろいろのうちの一コマなんだよね。
司馬遼太郎の「空海」を読むと、空海は意地悪い男だと知らされる。
人に罰(死)を加えるし、遣唐使で中国に行き密教を勉強する、日本に戻り、遣唐使仲間の最澄に密教を教えてほしいと請われること数回、
請われても教えない、書物も貸さない、空海は密教おたくの頭のいい権力者。
空海に感謝することはある、四国にへんろ道を構築する礎に力を割いていただいたことだ。ありがとう
ちょっと殺風景なフロントコーナー
靴の中も濡れている、リックも濡れている、靴は古紙をたくさん入れて雨水を吸い取る、中間にもう一回古紙を変える、これで翌朝普通に気持ちよく歩ける。
部屋から瀬戸内海の何処かが見えるはず、天気が悪く快適な景色ではなくどよんとした坂出の街と瀬戸内海方面が見えた。
右上の写真、自分で写したのに見た瞬間2時間も待たせたフロントのように思った、だが食堂でのサーバー中のスタッフ、
右下の写真はスープ、美味しかった、何のスープかは覚えていない、そんなもんでしょう。
宿に着くと必ずビールを頼む、本日は食前酒付きだった。
スープ、何ともフランス料理のようだ、客がいまいち。
香川だから、うどん、美味しいうどんが食べられた。 食後のデザート 自分は甘い、それと同じくらい甘いおいしいよ。